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FRP(ガラス繊維強化プラスチックス)の看板キャラクター人形、立体造形看板、ディスプレイ、オブジェ、フィギュア、モニュメント、壁面レリーフ、擬木・擬石を制作

FRP製品ができるまで(ハンドレイアップ法)HEADLINE

FRP(エフアールピー)製品ができるまで(ハンドレイアップ法)

ハンドレイアップ法による製作工程(手積み法:手作業による積層成形)
 全て手作業で、ガラス繊維マットと不飽和ポリエステル樹脂を成形型(凹型・メス型)の上で数回積層してFRP成形する方法です。
 熟練の造形技師が一品から手作りするため、お客様のご要望に合わせて様々な立体造形物が造り出せます。
 柔軟に対応できますので、1台だけのご注文から複数台の製作にも最適な方法です。
 成形型を保管しておけば、将来に渡って追加の量産もできます。


1.原型を製作
立体造形物の種類(装飾品・動物・キャラクター人形など)により、得意とする造形技師が製作します。
製品のクオリティが決まりますので丹念に細工を施します。
材料は造形物の種類、細工、大きさに合わせて選びますが、粘土・発泡スチロール・木材などを使って原型を造ります。
完成した原型の表面を研磨し滑らかにして離型剤・ゲルコートを塗り、成形型(凹型・メス型)が上手く剥れるようにします。
FRP製品ができるまで ハンドレイアップ法


2.成形型(凹型・メス型)を製作
原型を両側から挟み込むようにFRP材で成形型(凹型・メス型)を製作します。
(細工の造形物の場合の成形型はシリコンを使用します。)
FRP材が完全に硬化したら、傷が付かないように原型から成形型を両側にゆっくり剥がします。
FRP製品ができるまで ハンドレイアップ法


3.FRP製品の成形
成形型の内側に離型剤・ゲルコートを塗り、FRP製品が上手く剥れるようにします。
成形型の内側にガラス繊維マットを貼り付け、硬化剤を混ぜたポリエステル樹脂をハケやローラーで塗り付けて含浸(がんしん)させます。
樹脂がなじんだら周囲を軽くたたき、含まれている気泡を潰す脱泡を行います。
この作業を3〜4回繰り返し積層してFRP成形します。
FRP製品ができるまで ハンドレイアップ法


4.FRP製品の脱型
FRP製品が完全に硬化したら傷が付かないように成形型からゆっくり剥がします。
成形型を保管しておけば、同形状のFRP製品を量産することができます。
FRP製品ができるまで ハンドレイアップ法


5.FRP製品の表面研磨・下地塗り

成形型から脱型した後、余分なガラス繊維や樹脂(バリ)を切除し、表面の気泡の穴はパテで埋めます。
紙やすりで全体を丁寧に表面研磨して凹凸を無くします。
シンナーで表面に残っている離型剤も完全に取り除きます。
下地塗りとして、サーフェーサーを全体に重ね塗りすることにより、細かな凹凸を隠し、着色塗料の密着も良くなります。
FRP製品ができるまで ハンドレイアップ法


6.FRP製品の着色塗装、クリアー吹き付け
着色塗装の後、仕上げにクリアー吹き付けをします。
数日間乾燥させて完成です。
自由な着色で見栄えを変えることができるのもFRP製品の特徴です。
FRP製品ができるまで ハンドレイアップ法


※上記は、ハンドレイアップ法の基本的な製作工程ですが、製品の種類により材料・作業が異なります。
 ご要望に合わせて製作を進められるので、試作品や異なる単品の製作に最適な手法です。


FRPの説明、作業工程を写真でご紹介します。

FRPとは?・・・FRPの特徴・用途について

FRP立体造形看板ができるまで(作業工程)

FRP擬木ができるまで(作業工程)


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