FRP(ガラス繊維強化プラスチックス)の擬木(擬似樹木)を
ハンドレイアップ法で製作する基本的な工程をご説明します。
擬木(擬似樹木)は、お客様のご要望に合わせた枝ぶりや仕上げ塗装、取付け用の特注加工が施せます。
1.幹の固定板を取付け
FRP成形した擬木の幹に、転倒しないよう自立用の底板(鉄板)を固定します。
設置時に、アンカーで床に固定します。
(写真は、底板と芯材をFRP擬木に固定完了)
2.枝ぶりの調整
全体の見栄えを確認しながら、別にFRP成形しておいた枝を取り付ける角度を決めます。
それに合わせて枝元との取り合い部分を補修成形します。
(写真は、角度合わせ作業)
3.枝の固定用芯材加工
枝に仕上げ塗装を施し、枝元に差し込み取り付けのために芯材を入れておきます。
(写真は、枝の仕上げ塗装、芯材固定完了)
4.樹形の調整
幹、枝ともに仕上げ塗装を施し、枝を仮り留めして全体の枝ぶりを再度確認します。
枝は、一旦取り外し、製品を現場へ搬送します。
(写真は、製品完成、仮り留め)
5.設置作業
現場で組み立て、設置します。
頭頂部も天井に固定します。
根元は、植栽桝や什器を置き、底板を隠します。
(写真は、設置完了)
6.造葉の取付け
葉の変わりに、ツル植物の造葉を巻き付けることにより様々な演出が出来ます。
(お好みにより小枝・葉を特別注文で製作可能)
(写真は、造葉を取り付けの一例です。 ※擬木の幹は上記までの中木WD-102とは異なります。)
※上記は、一例です。
商品種類、新規製作、ご要望の特注加工などによって作業工程は変わります。
FRPの説明、作業工程を写真でご紹介します。
FRPとは?・・・FRPの特徴・用途について
FRP製品ができるまで(ハンドレイアップ法)
FRP立体造形看板ができるまで(基本工程)
お問合せは、下記ページ番号をお知らせ下さい。
( B-5 ) |