FRPギリシャ柱(装飾柱:円柱・エンタシス・角柱)
ができるまで
(基本工程・写真解説)
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FRP製のギリシャ柱(装飾柱:円柱・エンタシス・角柱)をハンドレイアップ法で製作する基本的な工程をご説明します。
設置現場に合わせたサイズ調整加工や仕上げ塗装が施せます。
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1.はりこみ(成形) |
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メス型(製品型:シリコン)に、ガラス繊維を貼り付けハケでポリエステル樹脂を含浸させます。 この作業を数回繰り返します。(積層)
(写真は柱頭部分の積層作業)
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2.脱型 |
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硬化したら、メス型からゆっくり剥がします。 作業性を良くするためにポリエステル樹脂をグレー色に着色しています。 端から出ているガラス繊維を切り取り整えます。
(写真は柱頭部分)
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3.補修、サンディング(研磨)@ |
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離型したFRP製品は、小さな気泡穴などをパテで修正し、全体の凹凸を均します。 平面部分はグラインダーで行いますが、細工部分は紙やすりで丁寧に研磨します。
(写真はシャフト部分の研磨作業)
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4.高さサイズ調整加工、下地塗装 |
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ご注文のとおりに高さサイズを調整します。 成形後に下地処理剤:サーフェーサー(白色)を塗ります。 下地を均一な色にすると仕上げ塗料の発色が良くなります。
また、塗料の付きも良くなります。
(写真は下地処理剤を塗装済みシャフト・台座)
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5.補修、サンディング(研磨)A |
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下地処理剤塗装後にも再び、凹凸、傷、欠けが無いか入念に確認します。 発見したら紙やすりで研磨、パテで補修します。
(写真は柱頭部分の確認・研磨作業)
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6.仕上げ塗装、取り付け |
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現場で柱頭を天井高さに合わせて設置完了です。天井に隙間が出ませんのですっきりと納まります。 シャフトと柱頭の合せ目をパテで埋め、乾燥後に仕上げ塗装をします。 オーナー様のご希望に合わせた自由な着色が出来ます。 大理石塗装、エージング[古美調塗装]で更に格調高い装飾も表現できます。
(写真は白色仕上げ)
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